施術前のクライアントの心身をベストのスターティング状態へと導きます。 体温や外気温が高くなると、毛細血管が拡張するとともに皮膚が弛緩して、表面積が広くなります。 また反対に体温や外気温が低くなると、血管が収縮し、皮膚は鳥肌が生じ、縮まって表面積が小さくなります。 （鳥肌は立毛筋が収縮して起こる現象です。） この様にトリートメント前に体温を温めて、皮膚や筋肉の緊張を十分ゆるめて行うことは、経皮吸収やトリートメントの効果を高める上で有効な方法となります。

遠赤外線によるマイルド加温は、精神的ストレスが無くリラクセーションの状態で、全身の皮膚温をアップして、皮膚と筋肉の緊張を柔らげますので、施術前のマイルド加温はトリートメントの効果がより高まります。 ストレスの無いリラックス姿勢で入浴します。

〈１〉 全身マイルド加温により、脳内ホルモンの多幸感や快感をもたらすエンドルフィンが誘導され、心地良さのトリートメント効果を高めます。 〈２〉 トリートメントオイル塗布前の全身マイルド加温は、トリートメントオイルの有効成分の経皮吸収を高める皮膚の状態にします。 〈３〉 全身マイルド加温によりＨＳＰ（Heat Shock Protein）が増強されて、ストレス耐性・免疫力を高めます。 〈４〉 全身マイルド加温による体温アップは、皮膚血流を促進し、代謝を亢進させます。

サロンなどで短時間で皮膚温・体温をアップするには、体の部分加温より、全身加温する方が有効です。

トリートメント、マッサージは皮膚に傷をつくらないように、手のすべりを良くするように、オイルやクリームが使われています。またそれらには、美容・マッサージ効果を高める有効成分が配合されています。 エッセンシャルオイルについて キャリアオイルについて

〈１〉オイル塗布前の皮膚への温熱作用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 トリートメントオイルの有効成分を、皮膚に経皮吸収させるのを高める状態にするため、マッサージのオイル塗布する前に、蒸しタオルや遠赤外線で皮膚を温める方法が行われています。

〈２〉オイル塗布後の温熱作用（パック効果） 　 パック効果を出す為に、オイルやクリームを多目に塗って ラップをかぶせ、蒸しタオルなどで５～１０分温熱を当てて、オイルの有効成分の浸透を高める方法が行われています。 オイルやクリームを多目に塗布した後、遠赤外線を照射すれば、ラップや蒸しタオルなどの手間をかけずに、効率良くパック効果が得られます。

皮膚温を高めて、マッサージはやさしく皮膚の割線方向に

TOPページへ戻る